自分の体もきちんとケアしよう

看護師はハードワークでありながらも、ホスピタリティを要求される仕事です。そのため自分自身が健康で快適な暮らしをしていなければ、笑顔で患者さんの世話をすることが辛くなります。

病棟勤務の場合、夜勤もあるため生活が不規則になってしまうのは避けられませんが、ぐっすり眠り、おいしく栄養のあるものを食べ、てきぱきと動けるように体調を整えておく必要があります。
看護師になると、基本的に病院の食堂を利用することも多いかと思いますが、薄味で栄養がある食材を使っているとはいえ、毎日では飽きてしまいます。外食するにも遠出することができないため、コンビニや売店などで添加物の多いパンやお弁当を購入することになり、体が疲れやすくなりがちです。できればお弁当を持参して野菜がたっぷりの食事を習慣づけることが大切です。

その他、食堂で食べる場合でも丼やカレーなどの単品は避け、サイドメニューをプラスするか定食メニューにするのがおすすめです。事務作業をしている時には口さびしくなり、キャンディやガム、チョコレートを口にしたくなりますが、カロリーが高く添加物の多いものは避けるようにしましょう。代わりにドライフルーツ、ナッツなどの栄養があって歯ごたえののあるものを取ることが大切です。

食生活がどれだけ生活に影響を及ぼすかを実感できるようになれば、自分の体を患者さんと同じようにケアするようになりますし、体に良いものを摂取するように考えるようになります。看護師は体が資本でありエネルギーのいる仕事です。食生活を定期的に見直すことは、よりよい仕事をするための第一優先事項だといっても過言ではありません。