| 【にんじんのお話】 |

| にんじんはアフガニスタン周辺に野生しており、この地域が原生地とされています。日本へは16世紀に中国から渡来したのが始まりと言われています。 北海道へはヨ−ロッパ系の品種(現在の主流)が明治以降に導入され、それ以降生産量が増加していきました。にんじんはもともとロシアや中国、アラスカなどで栽培されているように冷涼な気候を好むため、北海道の気候風土が適していると言えます。 |
| ■おいしい時期 |
| にんじんも玉ねぎ同様に一年中見かける野菜の1つですね。 北海道産のにんじんは、7月〜11月頃までが収穫期となり、それ以降翌年の春まで保存されながら随時出荷されていますが、北海道産にんじんの”旬”はといえば秋遅くから冬場にかけてとなります。 一方、冬場から5,6月頃までは千葉県産など関東地方で取れるものが主流になっていて、春先に出回る新にんじんは甘みがあって生食にも向いています。 |
| ■選ぶポイント |
| にんじんの頭の部分の切り口が小さめのものを選びましょう。あまり大きなものは、切ったときに中心部の芯が大きい可能性が高いです。また、表面にはツヤがあって、にんじん特有の色合いがしっかりついていて、あまり大きすぎないものがオススメです。 |
| ■保存方法 |
| にんじんは高温に弱いので、できるだけ低温保存しましょう。長く保存するのであれば新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れておくのがよいでしょう。 |
| ■栄養価について |
| 緑黄色野菜というとなんとなく栄養価の高い野菜という気がしませんか? にんじんは、よく緑黄色野菜の代表としてあげられますが、カロテノイドの一種であるカロテンをたくさん含んでいるという点では野菜の中でも群を抜いています。「食品標準成分表」によると可食部100gあたりのカロテン含有量は、ホウレンソウの約2倍、トマトの約17倍にもなります。カロテンのうちアルファカロテンやベ−タカロテンなど体内に入ってビタミンAの効力を発揮するもの(ビタミンA前駆物質)を「プロビタミンA」といい、皮膚や粘膜を健康に保ち、ガンや動脈硬化の予防にも効果があります。このカロテンは皮の近くに多く含まれていますので、調理の際には皮を薄くむくのが、栄養価を保持する秘訣と言えます。 また、にんじんには高血圧予防に良いとされるカリウムや骨や歯などを強化するカルシウムなども多く含まれますので、子供からお年寄りまで欠かすことのできない食材と言えるのではないでしょうか? |