ホタテのお話 

 お寿司屋さん、居酒屋さんなどいろいろなところで見かけるホタテは日本だけでなく欧州などでも人気の高い食材です。このように、日頃から目にするホタテですが、5度〜18度と低水温を好むため主産地と言えばやっぱり北の海ですね。北海道産は天然、養殖を含めて国内生産量の約8割を占めています。特に北海道の中でも、稚内にほど近い猿払町や網走の近くサロマ湖畔に位置する常呂町などはホタテの産地として有名です。
 お値段も手頃で美味しく、ご家庭でも馴染みのあるホタテですが、やっぱり本当の美味しさは、北海道産の新鮮なものに限ります。「こんなに味が違ったんだあ〜」と実感していただくこと間違いなしです!
 そんなホタテに関する知識を身につけて、”さあ、旨いホタテを食べてみよう!!”
■おいしい時期
 最近は天然物が減少しているものの養殖が盛んなのでので、年間を通して新鮮なものが手に
入ります。漁獲量の多い時期としては、天然ものが6月〜8月、養殖ものが12月〜3月になります。
 養殖ものも、最近では養殖技術が向上し、また人工のエサではなく天然のプランクトンなどをエサ
に成長しているので、食味も非常に良いものとなっています。
■選ぶポイント(殻付き)
 ホタテは、殻が約12cm程度はある大きめのものがオススメです。通常は、殻の大きさに比例して
貝柱も大きくなり、最大7〜8cm程度になるものもあります。
 殻付きのホタテの鮮度は、
  @2枚の殻がぴったりくっついていること
  A少し口が開いていても触るとすぐに閉じること
  B殻を取るときに貝ヒモがしっかり殻についていること

 などで見分けることができます。また、死んでしまって鮮度が落ちると異臭がしますのですぐ
に分かります。
 ホタテは鮮度が肝心なのでできれば到着当日あるいは翌日くらいまでには食べてください
 保存したい場合には、新鮮なうちに殻から出して冷凍にしてしまいましょう。


甘みがあってトロ−りした美味しさがたまりませんね♪
■ホタテの食べ方(殻をとって〜食べるまで)
 @貝殻をよく洗ってください。
 Aホタテの裏(貝殻が深くて大きい方が裏)を下にして持って、表から洋ナイフなどを入れて、
  貝ひもを貝殻から外します。
 B次に貝柱と殻を切り離して、殻をとります。
 C手で黒っぽいウロ(*1)、白あるいは赤っぽい肝のような生殖巣(*2)、ヒモの部分を外
  します。
 D貝柱を殻から外します。
 Eヒモ、生殖巣はお好みに応じて食べてください。*お客様から「生殖巣を焼いて食べたら
  美味しかった」との声もお寄せいただきました。

 *1)ウロは毒素がたまりますので食べずに捨ててください。
 *2)生殖巣には色が2種類あります。白っぽいのが雄で赤っぽいのが雌です。雄も雌も食味は
   殆ど変わらないと思います。生殖巣は春先から初夏にかけて特に大きくなります。
 
■ホタテの栄養について
  ホタテは高タンパク、低カロリ−な健康食です。疲労回復に効果のあるビタミンB1や、肝機能
 を高めて血中コレステロ−ルを下げたり、血圧を下げたりする効果のあるタウリンも多く含まれています。
  特にタウリンは最近テレビなどでも話題になっていて、目や脳の発達、うっ血によるむくみ・息切れの
 改善など私たちの健康に非常に幅広い効果があります。
  タウリンはカキやホタテといった貝類や、イカ・タコなどの魚介類に多く含まれていますが、その中でも
 カキやホタテの含有量はイカの約2倍、アサリの約10倍と飛びぬけて多くなっているそうです。